【お住まい探しのお役立ち情報】☆第4回☆
こんにちは!!!
【お住まい探しのお役立ち情報】担当の南村でございます。
今回は、以前にも触れておりました、
住宅ローン審査について、もう少し掘り下げていこうと思います。
今回触れていきますのは、住宅ローンの『事前審査』になります。
『審査』という言葉がつくと、少し構えてしまうお客様もいらっしゃるかもしれません。
ただ、実際には、早ければ1日から3日程度で結果が出ます。
一定の条件さえ満たしていれば、免許証と保険証と源泉徴収票、認印があれば審査可能なのです。
この『事前審査』、、、みなさまのご想像より手軽に行なうことでできます。
手軽に行なえるにも関わらず、『事前審査』には、大きな大きなメリットがいくつかあります。
以下にそのメリットを列記します。
1.実際に探している価格帯の住宅ローンが、実際に組めるかどうかが把握できる。
→このことにより、自信をもってお住まい探しに専念していただくことができます。
住宅ローンが理由になって家が買えない、という心配がなくなるからです。
私の経験上ですが、気に入った物件があって、いざ契約!となって、住宅ローンに当たり始めると、なかなか審査に通らず、結果として購入じたいを断念する、ということも過去にはありました。
それまでに物件を探してきた苦労も、使ってきた時間もすべて無駄になってしまいます。
ご接客に携わる営業マンとしては、お客様の苦労や時間が無駄になるのは避けたいものです。
ですので、少しでも不安のあるお客様は、早めに住宅ローンについて、ご相談いただけると良いと思います。
2.金利の優遇(ディスカウント)幅を把握することによって、実際に返済していく際の金利が把握できます。そのことによって、トータルの返済額まで計算できるようになる。
→トータルの返済額まで計算できるようになることにより、当然月々の返済額も計算できるようになります。そうすると、実際に払っていけるかどうかの判断も可能になります。
家を買った後の生活をより正確に、イメージしていくことができ、将来の生活設計についても立てやすくなります。
また、現在想定している予算に無理がないかどうかの判断も出来ます。
3.同じ物件で、他のお客様と競ってしまった場合に有利になる。価格交渉する際にも有利です。これが最大のメリット!と私は思います。
→A様というお客様がBという物件を気に入って、購入の申込みをするとなった場合に、それとほぼ同時にC様というお客様がB物件に申込みを入れた場合、A様とC様、どちらのお客様がB物件を購入するのでしょうか。
この場合、購入申込の金額が同額で、A様とC様両方のお客様が全額現金でご購入ではない、という前提条件で、『住宅ローンの確実性』が重視されます。
仮にA様は事前審査に通っていなくて、C様は事前審査に通っているという場合では、C様のほうが購入に向けて、優先される可能性が高くなります。
あくまでもケースバイケースなのですが、多くの場合、事前審査に通っているお客様を優先して話しを進めるケースが多いのです。
事前審査を通していなかったばっかりに・・・物件を取られてしまった、という経験が何度もありまして、事前審査にはそれだけの重要性があると考えます。
また、物件の購入にあたって、価格交渉をする場合も同じです。
売主さんは、『住宅ローンの確実性』のあるお客様から、少し安く買わせて、と言われると条件を飲みやすくなります。
以上のように、『住宅ローンの事前審査』は、場合によっては強力な、お住まい探しにおけるツールにもなりえます。
参考までに、都市銀行や地方銀行などで、事前審査に通過すれば、ほぼほぼ住宅ローンについては組むことができます。
この記事で、お住まい探しの順序の組み立て方について、少しでも参考としていただけましたら幸いでございます。
※あくまでも一般的なケースを想定して、記事を書かせていただいておりますので、個別のご相談では必ずしも当てはまらない場合もあります事はご了承ください。